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2006年10月 9日 (月)

ファジルサイ

ファジルサイを聞いてきました。
浅田彰が絶賛していたり、誰でもピカソに出ていたりと、今、旬でちょっとミーハーなトルコのピアニストです。

しかし、どうも、私には全く底の浅い自己満足としか思えない演奏会でした。

やりたいことは分かりますし、相当のテクニックがあるのは分かります。
モーツァルトのK331やサイ自身が作曲したパガニーニ変奏曲は、それなりに聴くべきところがありました。

しかし、彼のやりたいことは、どう考えてもクラシックのコンサートの中でやるようなことではなかったようです。
悪ふざけとは言いませんが、クラシックがいすに座って身動きもしない古典芸能であることをどう考えているのでしょうか。
ちょうど、能の舞台に、氷川きよしが歌うようなもので、氷川きよしが良いと思う人はいるでしょうが、能の舞台を観に来た人は氷川きよしのやることを低俗としか思わないでしょう。

さらに言えば、自己陶酔が過ぎて、テクニックがついて行っていない面が多々ありました。
ミスタッチだらけで、主旋律が全く潰された、恐ろしいスピードのワルトシュタインなど、誰が聞きたいでしょうか。

ということで、アンコールも聞かないで、紀尾井ホールを後にし、不愉快な気持ちで週末をすごしています。

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